ヒューマンライツ福祉協会は、人間が持つべき権利「人権」を基礎としています。自立・参加・共生の視点に立った支援や事業運営を通して誰もが安心して暮らし、自由に心を通い合わせる社会をめざして1995年に設立しました。そんな私たちの合言葉は「福祉でまちづくり」。活動拠点である西成区は貧困問題をはじめ都市行政課題や福祉的課題が集中しており、多種多様かつ高度な福祉ニーズが集まっている街です。私たちはこの西成区を日本が抱える福祉課題の縮図であり、未来の日本の姿であると考えています。この街で高齢者や障害者を笑顔にするということは、日本の未来を明るくするほど意味のあることと捉え、この街が抱える課題に立ち向かうため、地域住民や市民の方々と力を合わせて立ち上げたのが「ヒューマンライツ福祉協会」です。

「福祉でまちづくり」を合言葉として日々地域の課題に取り組むほか、私達は法人ミッションに「ソーシャルインクルージョン社会の実現」を設定しています。社会的排除を受けている人々、または受ける可能性の高い人々に「居場所」をつくり、社会の一員として支え合うこと、そしてそれぞれに「出番」や「役目」があり社会で活躍できると力づけ、その人のありのままを承認できる社会づくりを目指しています。そして個々の支援だけでなく、排除を生み出す社会そのものを改革する力となるような取り組みにも積極的に実践している事が、当社の特徴です。

現在、当社では障害者生活介護事業や障害児放課後等デイサービス事業といった障害者支援事業施設をはじめ、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの高齢者支援施設、ケアプランセンター、地域包括支援センター、無料低額診療事業など幅広い業態の施設を複数展開し、主に障害者支援、高齢者支援、地域医療・地域福祉の3つの分野から支援を行っています。また「住まう」「通う」「相談する」「働く」「くらす」「はぐくむ」といった幅広いニーズに対応できるよう様々な業態の施設を展開しているのも当社の強みです。

西成区では様々な課題を抱えた方が数多く生活しており、福祉関連企業も複数存在しますが、中には支援できないと判断される方も存在します。そうした方々も残さず広く受け入れ、誰もが笑顔で安心して暮らせるように「福祉でまちづくり」を実現する。そんな私たちの思いに共感し、共に歩んでくれる方をお待ちしています。未経験から福祉業界にチャレンジしたい方、これまでの経験や資格を活かして福祉の観点からまちづくりに関わる楽しさを感じたい方は大歓迎です！少しでも興味があれば、ぜひお気軽にお問合せください。